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PreplyでITエンジニアが日本語を教えてみた

初めは自分がオンラインで英会話を学んでいた

オープンソースを扱うITベンチャーに転職した17年前、海外のベンダーとのやりとりはメールが主でした。緊急で連絡を取らなければならない時は英語ができる同僚に国際電話をかけてもらっていました。メールはGoogle翻訳を使ってなんとかしていました。時代は進みMicrosoft TeamsやSlackを使って海外のエンジニアとリアルタイムでやりとりする様になりました。メールよりも即時性があって良いですねチャットツールは。そのうち普段メールやチャットでやりとりしている相手とオンラインで会議する様になってきました。

会議で発言したくても質問したくても話せないと何も言えないですね。少しでも話せて通じると直接話せて良かったと思うし自信にもなります。エンジニアとして質問したい点が英語で言えて答えが返って来て理解できると嬉しいです。もっとスムーズに話せる様になりたいと思う様になります。勤務先に言われた訳ではありませんがオンライン英会話レッスンの世界に足を踏み入れました。

数社試した

DMMから初めてCambly, Native Camp, EF English Liveと試しました。どのスクールにも良いところがあります。私の様にしばらく一箇所でレッスンしたら他に変えてみるのも良いと思います。毎日レッスンする事は否定しませんが仕事も有るので、予習や復習をちゃんとする事を考えると毎日レッスンはあまり実にならないと感じました。最初は価格の面で安価なノンネイティブとレッスンしていましたが、自分はやはりネイティブと会話したいと思い途中からネイティブとレッスンする様になりました。

講師も様々です。ブロークンでも通じるので(外国人の方がカタコトの日本語で何かを言っても通じるアレです) 話せた気になって楽しいですが、個人的には間違いや改善を指摘してくれる講師の方が英会話レッスンを受けている目的としては合っていると思います。ネイティブはそうゆう言い方しないよ、それはベイビーイングリッシュだよと指摘してくれる講師はお気に入りを付けたくなります。こういった感触は自分が日本語を教える際に役立っていると思います。

教える事への関心

元々教える事は好きな方です。社内でも新人教育とかテクニカルな事を分かりやすく教えたりする事に関心があります。オンラインで語学を勉強する事に関してインターネットで調べていた際に、日本語を教える事に興味を持ちました。最初は英会話レッスンにかかる費用を日本語を教える事でペイ出来ればくらいの感じでした。教える際に英語を使う事で英語の向上にもつながるのではとの考えもありました。(この点については後述)
いろいろ調べてPreplyというプラットフォームに講師として応募して通りました。(この過程や手順については諸先輩方がブログで公開しておられますので興味がある方はご覧になって下さい。)

生徒が付いた

講師のプロフィールにはITエンジニアである事を記載しました。その結果面白い事が起きました。今3人生徒が居ますが皆日本のIT業界への就職を目指している人や、既に日本のIT企業とやりとりがあり会議で日本語を使う必要のある韓国や中国の方々です。皆さん日本語がある程度のレベルで話せる方々なので、英語を使って日本語を教えるという当初の想定とは少し異なりますが、それはそれで面白いと思っています。面接の練習や履歴書を添削してほしいとか、会議で出てくるIT用語を通訳しなければならないけれど意味がよく分からないなど様々なリクエストがあります。

皆さん日本の事をよく調べておられて感心します。またIT業界に関心がある人たちなので同じエンジニア同士、語学学習の場とはいえテクノロジーに関して会話する事もあります。また海外の方が日本の携帯キャリアの決算発表の内容などを調べておられるので、自分ももっと勉強しないとなとの気持ちにもなります。
英語を使えるのがいつになるのか分かりませんがこの機会を楽しみたいと思っています。

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この記事を書いた人

ITエンジニア。
リモートワーク歴15年。
旅行やノマドワーク、その他気になった情報に関して投稿します。

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